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日々綴り。

流れ星よりもゆっくりな“きぼう”を見た日

夜明けの空を見上げて流れ星を見つけ、喜ぶふたばちゃんのイラスト。朝の光に照らされて微笑む姿が印象的。

The Day I Saw “Kibō” Gliding Slowly Across the Sky – Leaf note
Early one morning, I looked up at the sky and saw a soft, moving light — the International Space Station Kibō. It wasn’t a shooting star, but a gentle glow crossing the dawn sky. Let’s explore the quiet beauty of that moment and the stories of the Moon that followed.

いつもの朝、オリオン座と「スーッ」と流れた光

おはようございます🌌💫
「今日も綺麗な空〜✨」とオリオン座を眺めていたら、
ふと、一筋の光がスーッと夜明け前の空を横切りました🌠
びっくりして思わず「わっ!流れた!」って声が出ちゃいました(笑)

ヨガのあと、もう一度空を見上げたら…

ヨガを終えて、少し明るくなった空をもう一度見上げたら──
ゆっくり動く光がひとつ。
点滅もせず、ただ静かに進んでいく…🌟


「流れ星にしては遅いし、飛行機でもない…もしかして、UFO!?👽」

筆者撮影(人生初Youtube✨️)

調べてみたら…なんと国際宇宙ステーション (ISS) 「きぼう🛰️」!

気になって「きぼうを見よう」サイトをチェックしてみると、
まさに今朝5:45〜5:51、大阪上空を通過中とのこと🛰✨


「えっ…あの光、宇宙ステーションだったの!?」って感動の瞬間でした🌏💖

大阪上空を通過するISS「きぼう」の軌道図と、見え始めから見え終わりまでの時刻を示す天経路情報(2025年11月4日・5時45分〜5時51分の観測データ)
ISS「きぼう」が大阪上空を通過する時間帯の軌道を示した画像

最大仰角731kmは、地上距離でいうとどのくらい?

今日、私と”きぼう”との距離は731kmの近いところまできていたのですが(下図参照)、
地上の距離で考えると、だいたい東京〜広島くらいの感覚です。

2025年11月4日早朝、大阪で観測されたISS「きぼう」の天経路情報。5時45分から5時51分の間に通過し、最接近時の距離は約731kmを示している表。

でもISSは地上から約400km上空を秒速7.7kmで飛んでいるので、
大阪上空を通過するその2分間のあいだに、
すでに地上距離で900km以上進んでいるんです😳💫

きぼうが見える条件

私がベランダにでて、きぼうが見えたのは午前5:45からの5分間。まさに、タイミングが神がかっていました✨️

大阪で観測されたISS「きぼう」の可視条件を示すグラフ。2025年11月4日、午前5時45分から5時51分のあいだに上空を通過し、太陽光が当たる時間帯に観測可能だったことを示している。

KIBO宇宙放送局のホームページには、「きぼうはなぜ見える」というページがあります。

地上は夜、でもISSにとっては昼」ーーそれが条件。

興味深いのは、「私達のいる地上は夜で、ISS”きぼう”は昼という状況でのみ、ISS”きぼう”を見ることができる」ということだそうです!!

私たちは暗い夜空を見上げているのに、
その上を飛ぶISSは太陽の光を全身に浴びて輝いている
地上と宇宙で“昼と夜が同時に存在する”って、
まさに宇宙のスケールでしか起こりえない奇跡ですよね💫

しかもその「ほんの数分の時間帯」にだけ、
地球と太陽とISSの角度がちょうど重なって、
地上から“光る希望”として見えるなんて——
なんというロマンチックな瞬間なのでしょう🌎️🌠💖

流れ星と「きぼう」、どちらも空からの贈りもの

一瞬で消える流れ星も、
ゆっくり進む「きぼう」も、素晴らしいギフトでした🌠☺️✨️

今日も良い一日になりますように🌞💐
皆さまもぜひ、朝の空を見上げてみてくださいね☕️🌿

🌙 追記(2025年11月5日 朝)

今朝の大阪は雲が多く、「雲隠れにし朝ぼらけの月」という感じで、
それもまた風流でした💖

雲の合間に輝く朝の満月(2025年11月5日、大阪で撮影)
2025年11月5日 早朝、大阪の空に浮かんだ「雲隠れにし朝ぼらけの月」。

11月5日22時は満月。地球と月の距離が今年いちばん近くなるそうです。

ちなみに今朝4:59ごろ、ISS「きぼう」が再び上空を通っていたのですが、
雲に隠れていたみたい。

「探すと見つからず、探していないときに出会う」

       ——そんな恋のはじまりのような朝でした(笑)

地球と月との距離は変化する(国立天文台HPより)

1年を通して、地球から遠くなったり近くなったりする月。

「なんだか今月は大きく見えるなぁ🌕️」と感じたら、
今月は🌎️と🌕️の距離が近いのかもしれませんね🌸

「国立天文台が公開している、地球と月の距離の変化を示す図。満月が最も大きく見える時期の説明画像。」
出典:国立天文台「地球と月の距離は変化する」(https://www.nao.ac.jp/)
「国立天文台が公開している、地球と月の距離の変化により見え方が異なることを示す図。満月が最も大きく見える時期の説明画像。」
出典:国立天文台「地球と月の距離は変化する」(https://www.nao.ac.jp/)

月の呼び名 × 鬼滅の刃

月には、満ち欠けによる呼び名があることをご存知ですか?🌓

新月、満月、そしてまたかけていく月には、それぞれ美しい名前がつけられています。

図表

段階呼び名月齢意味・由来
🌑 新月朔(さく)0日目月の始まり。新しい周期のはじまり。
🌒 三日月三日月(みかづき)3日目細く弓のような月。
🌓 上弦の月上弦(じょうげん)7日目頃半分の月。右側が光る。
🌕 満月望月(もちづき)15日目満ちて最も明るい夜。
🌗 下弦の月下弦(かげん)22日目頃半分の月。左側が光る。
🌘 有明の月有明(ありあけ)27日目頃夜明けまで残る月。儚くも美しい存在。
月の満ち欠けの各段階(新月→三日月→上弦→満月→下弦)を示す図表。「上弦の月」「下弦の月」の呼び名の由来も解説されている。
出典:縣秀彦「『鬼滅の刃』にも出てくる上弦・下弦ってどんな月? 夜空の観測ポイントを解説」国立天文台 准教授(Yahoo! ニュース、2021/11/8)

🌓 月の呼び名 × 鬼滅の刃 視点で語ると…

「上弦の月」「下弦の月」という言葉、鬼滅の刃を思い出す方も多いのではないでしょうか?

鬼たちの階級名にも使われているこの呼び名、実は本来“月の満ち欠け”を示す言葉なんです。

上弦=満ちていく力、成長や野心の象徴。
下弦=静けさや悟り、手放しの象徴。

つまり、鬼滅の「上弦」と「下弦」も、
“闇の中の力のあり方”を月に重ねた世界観なのかもしれません🌙✨

そう思うと、夜空を見上げるのがちょっと特別になりますね🌕
今夜の月はどんな「名前」で呼ばれているのでしょうか。

面白かったのでシェア:ピタゴラスイッチ@宇宙ステーション

宇宙ステーションでピタゴラスイッチをされていたのが面白かったので、シェアします♪

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🌿✨️良い一日を✨️🌿

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