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銀歯を白くしたい!保険でできる?費用・方法・体験談【2025年最新版】

歯科医院で治療を受ける女性の笑顔と「2025年最新版 銀歯を白くしたい?保険でできる時代に!」という文字。銀歯を白くする保険適用治療を解説する記事のアイキャッチ画像。

「笑うと銀歯が見えるのが気になる」「写真を撮るとき口を閉じてしまう」
そんな悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。
以前は白い歯にするには高額なセラミック治療しか選択肢がありませんでしたが、
今では保険で白い被せ物に替えられる時代になっています。

この記事では、筆者自身が実際に銀歯を白くした体験をもとに、費用・治療の流れ・期間・効果をわかりやすくまとめます。

🩺 銀歯を白くしたい人が増えている理由

銀歯を白くしたい理由として、下記の3つが考えられます。

  • 写真や笑顔で銀歯が目立つのが気になる
  • 美意識・清潔感への意識が高まっている
  • 「自然に笑える自分」に戻りたい
マスコットキャラクター:Futaba

私(筆者)は、笑ったときにチラッと見える銀歯がずっと気になっていました。
10年以上前に通っていた別の歯医者さんで一度、白い歯にしたいと申し出た時、なんと1本あたり7万円と言われて、そこから怖気づいてしまった過去がありました。

ですが、この2025年10月の定期検診の際に「今は保険で白くできるんですよ」と聞いて、思わず前向きな気持ちに!

💎銀歯を白くする3つの方法

銀歯を白くする方法は、実はひとつではありません。
それぞれに特徴・費用・見た目の違いがあるので、
自分に合った選び方を知ることが大切です。

方法保険適用特徴
① 硬質レジン前装冠
(前装金属冠)
内側は金属で強度があり、外側だけ白くできる。
見た目と耐久性のバランスが良い。
硬質レジン前装冠(前装金属冠)の画像。内側が金属、外側が白いレジンで覆われた保険適用の被せ物。
② CAD/CAM冠
(キャドキャム冠)
条件付き〇全体が白く自然。
噛み合わせによっては適用外になることも。
CAD/CAM冠の構造と見た目を示す画像。全体が白く、保険適用の範囲で自然な歯のように仕上がる被せ物。
③ セラミック冠
(自由診療)
保険外。
最も美しく長持ちするが費用が高い。
セラミック冠の画像。金属を使わず、全体が白いセラミックでできた審美的な被せ物。自然な透明感と高い耐久性が特徴。
画像出典:歯科用語

① 硬質レジン前装冠(こうしつレジンぜんそうかん)

保険適用あり/外側だけ白いタイプ

硬質レジン前装冠(前装金属冠)の画像。内側が金属、外側が白いレジンで覆われた保険適用の被せ物。
硬質レジン前装冠は、金属の表面を白いレジンで覆った被せ物。強度と見た目のバランスが良く、保険で白くできる代表的な治療法です。

金属の表面に白いレジン(樹脂)を貼り付けた被せ物です。
外側だけ白くできるため、笑ったときに見える部分の見た目を改善したい人におすすめ。
ブリッジ治療にも対応でき、自然な仕上がりになります。

💬 メリット

  • 保険適用で費用を抑えられる(1本 約3,000〜5,000円程度)
  • 強度があり、ブリッジにも対応可能

⚠️ デメリット

  • 内側は金属のため、光の透け方がやや不自然
  • 経年でレジン部分が黄ばむことがある

② CAD/CAM冠(キャドキャムかん)

保険適用あり/全体が白いタイプ

CAD/CAM冠の構造と見た目を示す画像。全体が白く、保険適用の範囲で自然な歯のように仕上がる被せ物。
CAD/CAM冠は、全体が白い樹脂とセラミックの被せ物。条件を満たせば保険適用で自然な見た目の治療が可能です。

セラミックに似た「ハイブリッドレジン」を機械で削り出して作る被せ物。
金属を使わない保険治療として近年普及しています。

💬 メリット

  • 金属アレルギーの心配がない
  • 見た目が自然で、笑ったときに白い歯が見える

⚠️ デメリット

  • 保険で使える部位が限られる(上下の小臼歯など)
  • 噛み合わせの強い人では割れることもある

③ セラミック冠(オールセラミッククラウン)

自由診療/全体が白く最も自然

セラミック冠の画像。金属を使わず、全体が白いセラミックでできた審美的な被せ物。自然な透明感と高い耐久性が特徴。
セラミック冠は、金属を使わずに作る白い被せ物。透明感が高く、見た目が最も自然な仕上がりになりますが、保険は適用されません。

全体がセラミック(陶材)で作られた被せ物で、透明感が高く審美性に優れています。
金属を一切使わないため、自然なツヤと光沢があり、変色もしにくいのが特徴です。

💬 メリット

  • 最も自然で美しい仕上がり
  • 変色・金属アレルギーなし
  • 長期的に安定した審美性

⚠️ デメリット

  • 自由診療のため高額(1本 約7〜15万円)
  • 強い衝撃で割れる可能性がある

余談ですが、「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマで、主人公のみくりが、おばに「歯が高いよ〜っ。」と虫歯治療の相談をしていたとき、「プラスチックは5年しかもたないから、セラミック一択。」と言われていたのを思い出しました(笑)

🦷 まとめ:あなたに合う「白い歯」の選び方

費用はあくまでも目安ですので、通われているクリニックにご確認をお願いします。

方法保険適用見た目耐久性費用目安(1本)
硬質レジン前装冠外側のみ白い★★★約3,000〜5,000円
CAD/CAM冠○(条件あり)全体白い★★★★約5,000〜8,000円
セラミック冠✕(自由診療)全体白い・自然★★★★★約70,000〜150,000円

💡 私の場合(4番・5番ブリッジ)は、CAD/CAM冠が適用外だったため「硬質レジン前装冠」に(1本あたり7,000円でした)。
保険で外側を白くできたことで、長年のコンプレックスが解消しました。
(仮歯を作る時に、どの色味にするかも、先生に相談できます。)

皆さまにピッタリの治療法がみつかりますように🌸

私が受けた治療:「硬質レジン前装冠(前装金属冠)」

Futaba

なぜ私の治療は「CAD/CAM冠」ではなかったのか?についてもお伝えします。同じ境遇の方の参考になれば幸いです。

保険適用で銀歯を白くできるなら、「CAD/CAM冠」のほうがよいのでは?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、私の5番目の歯は抜けていて、4番と6番でブリッジを組んでいます。
この構造が、CAD/CAM冠を使えなかった理由でした。

🔍 ブリッジとは?

ブリッジ治療の模型図。抜けた歯の両隣の歯を削って土台にし、人工の歯を橋のように固定する治療法。
ブリッジ治療は、抜けた歯の両隣を削って土台を作り、人工の歯を橋のように固定する方法。見た目や噛む力を回復できます。

私は過去に、抜けた歯の両隣(4番と6番)を削り、3本分を一体化して橋のようにかぶせる治療をしていたのです。

しかし、CAD/CAM冠は樹脂素材のため、
ブリッジのように他の歯を支える構造には耐えられないのです。

そのため先生は、

保険適用で歯を白くできるけれども、

この場合(ブリッジの場合)は外側だけを白くすることはできます。

と説明してくださいました。

歯の色も選べます

歯は着色して黄ばんでくることを想定し、私は、「A2」を選択しました。

歯の色見本(シェードガイド)。W1・W2が最も白く、A3.5が日本人の平均的な歯の色を示している。
歯の白さの基準となるシェードガイド。W1・W2は芸能人レベルの白さ、A3.5は日本人の平均的な色。出典:EPARK歯科

🕓 実際の治療期間・通院回数・費用

  • 1回目(10/24):診察と型取り、仮歯を装着(色味も先生と相談)

1回目の診察では、状態確認と仮歯の装着を行いました。
このときの費用は 4,720円(3割負担)
保険の範囲内で、診察から仮歯までスムーズに進みました。

銀歯を白くする治療の初回明細書。再診料や仮歯の装着料など、初回費用4,720円の詳細が記載されている。
初回は仮歯の装着や診断を含めて約4,700円。保険適用内での負担額です。
  • 2回目(11/05):仮歯をはずし、本歯を装着して完成

2回目の通院で、いよいよ白いブリッジを装着しました。
このときの費用は 19,240円(3割負担)
見た目も自然で、横から見ても金属のギラつきがなく、
「とうとう白い歯になった!」という喜びがこみ上げました。

銀歯を白い歯に変える治療2回目の領収書。ブリッジやレジン装着など本治療の費用、合計19,240円が記載されている。
2回目は実際のブリッジ装着を行い、合計19,240円。保険内でここまで白い歯にできる時代になっています。

期間は約2週間・通院2回でした。
処置も痛みはほとんどなく、
「もう銀歯じゃない」という嬉しさでいっぱいでした💖✨️

何度も家に帰って鏡にニコッってしましたよ(笑)

🩹 治療後のアフターケア

治療後には「クラウン・ブリッジ維持管理説明書」を受け取りました。
これは、装着後の歯を2年間にわたって定期的にチェックし、長く快適に使えるよう管理していくためのものです。

ブリッジ治療後に歯科医院から渡されたクラウン・ブリッジ維持管理の説明書。治療した歯の位置(6・5・4番)と管理期間が記載されている。
ブリッジ装着後は2年間の維持管理期間が設けられ、長く快適に使えるよう定期的にチェックされます。

🌸 治療後の感想

完成した歯は、鏡で見てもとても自然。
裏側は金属ですが、笑ったときには白く見えるので、気になりません。
コンプレックスが消えて、笑顔で写真に写れるようになったのが一番うれしいです。

保険でここまでできるなんて、有り難い時代です。

銀歯を白くする治療は「美容目的」というよりも、
口元の清潔感と自己肯定感を高めるセルフケアだと実感しました。
思いきって相談してみて、本当に良かったです。

🌿 まとめ

ポイント内容
保険で白くした治療名硬質レジン前装冠(前装金属冠)
私が支払った費用(ブリッジなので3本分)8,000円程度/本(3割負担)
(かかった総額23,960円÷3本)
通院回数2回/2週間前後
適用外だった理由ブリッジ構造のため、CAD/CAM冠は不可
仕上がり表側が白く、自然で清潔感あり
効果コンプレックス解消・自己肯定感アップ✨

あとがき 自分の身体は一生乗り換えられない車

有名な投資家である、ウォーレン・バフェットの名言を一部ご紹介して締めくくりたいと思います。

「自分の身体と心を一生ものの車のように大切に扱おう」というメッセージを伝えています。

If there was the least little dent or scratch, I’d have it fixed right away because I wouldn’t want it rusting. I would baby that car, because it would have to last a lifetime. That’s exactly the position you are in concerning your mind and body. You only get one mind and one body. And it’s got to last a lifetime. Now, it’s very easy to let them ride for many years. But if you don’t take care of that mind and that body, they’ll be a wreck forty years later, just like the car would be.(出典:Inc.com – Warren Buffett’s Classic Genie Story

(翻訳)

ほんの少しでもへこみや傷がついたら、すぐに修理します。錆びさせたくありませんから。
その車は一生もたせなければならないので、大切に扱うでしょう。

それとまったく同じ立場に、あなたの「心」と「体」はあるのです。
心と体はそれぞれ一つしか与えられていません。
そして、それらは一生もたせなければならないのです。
放っておいても、何年も普通に動いてくれるでしょう。
でも、その心と体をきちんと手入れしなければ、40年後にはボロボロになってしまうのです。ちょうど手入れを怠った車のように。

歯は一度失うと元には戻りません。
定期検診やクリーニング、そして「白く保つ努力」は、
美しさだけでなく、健康寿命を延ばす行動です。

ウォーレン・バフェットの比喩を借りるなら、
銀歯を白くするのは、まさに「車を磨いて長く乗る」こと。
心と体をケアすることが、人生を豊かに走り続けるための最良の投資なのではないでしょうか。

皆さまが今日も、前を向いて進んでいけますように✨️🦷✨️良い一日を✨️

🌷追伸🌷
「季節の変わり目は、体のメンテナンスにも気を配りたいですね。
たとえば、同じく保険適用の医療情報として
インフルエンザ予防接種2025|最適な時期と費用・副作用まとめ』もチェックしておきましょう。

🌿✨️良い一日を✨️🌿

ここまで読んでくださってありがとうございます🌸 「いいね✨」と思っていただけたら、ぜひ❤️を押して応援してもらえると嬉しいです✨️
                                 詩より🌿✨️